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[BOOKデータベースより]
なぜ中国は世界の良心を試す存在となったのか?世界第2位の経済大国となった中国は、急速な技術革新と科学力、肥大化する軍事力と拡張主義、大規模な環境破壊、そして何より、ウイグル、香港、チベツトに見られる深刻な人権問題で、国際社会に衝撃を与えつづけている。そんな中国とどう向き合うか、フランスのベテランジャーナリストが様々な角度から徹底的に考察。
第1章 新「ホモ・シニクス」―ウイグル人とチベット人の悲劇(中国国民―世界で一番監視されている国民;香港とチベットは、きつい締め付けを受けている。そして新疆ではジェノサイド?)
[日販商品データベースより]第2章 環境問題―地球環境をかき乱す中国(二〇六〇年までのカーボンニュートラルは夢か現実か;深刻な大気汚染 ほか)
第3章 未来のテクノロジー―中国は「世界の工場」から「世界の研究所」へ(「中国製造二〇二五」―ハイテク分野への中国の野望;世界制覇をかけた半導体戦争 ほか)
第4章 中国の民主主義―いまだ前途遼遠(中国の政権が過去を忘れ去り歴史を上書きするとき;「習大大(習おじさん)」異様な個人崇拝 ほか)
第5章 中国と世界―地球征服を目指して(新シルクロードは支配の手段?;債務の罠 ほか)
人権抑圧、環境破壊、拡張主義――なぜ中国は世界の良心を試す存在になったのか。21世紀の覇権を狙う大国にどう対処すればいいのか。
急速な経済発展と時代の最先端を伺う科学技術、肥大する軍事力と隠そうともしない拡張主義、大規模な環境破壊と資源の浪費、そしてウイグル・香港・チベットに見られる深刻な人権問題と、国際社会に衝撃を与えつづける中国にいかに対処するか、フランスのベテラン・ジャーナリストが多角的に分析。