- 失われた手稿譜
-
ヴィヴァルディをめぐる物語
創元ライブラリ Lサー1ー1
東京創元社
フェデリーコ・マリア・サルデッリ 関口英子 栗原俊秀- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2025年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784488070922
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【2021年08月発売】
[BOOKデータベースより]
作曲家で聖職者だったヴィヴァルディは、膨大な数の自筆楽譜を遺した。兄の魂を守ろうとする弟、欲にまみれた司祭、古書愛好家、ユダヤ人音楽学者、ムッソリーニ、詩人エズラ・パウンド…様々な人間の愛憎、欲望、無知が絡み合い、楽譜は数奇な運命を辿る。優れた小説に与えられるG・コミッソ文学賞受賞。
1 ヴェネツィア、一七四〇年五月二十七日、金曜日 ファヴリ通り、アントニオ・ヴィヴァルディ司祭の家
[日販商品データベースより]2 モンフェッラート地方、オッチミアーノ村、ダ・パッサーノ城、一九二二年秋
3 ヴェネツィア、一七四一年八月四日
4 モンフェッラート地方、サン・マルティーノ村、一九二六年秋
5 ヴェネツィア、一七四一年十一月三日、金曜日
6 トリノ、一九二六年十月十二日、火曜日
7 ヴェネツィア、一七七八年四月十六日、木曜日、サン・ベネト広場
8 トリノ、一九二六年十月六日、水曜日
9 ヴェネツィア、一七八〇年五月二十日、土曜日
10 トリノ、一九二七年三月
11 ジェノヴァ、一八九三年九月十二日
12 六つのエピローグ
【ジョヴァンニ・コミッソ文学賞【小説部門】受賞】
もちろん、会話はいずれも
私が想像して組み立てたものだが、
出来事の連鎖は、
それがいかに奇抜に思えるとしても、
史実に基づいている。――F・M・サルデッリ
ヴィヴァルディの自筆楽譜が辿った
数奇な運命を描く見事なノンフィクション・ノヴェル
作曲家で聖職者だったヴィヴァルディは、膨大な数の自筆楽譜を遺した。兄の魂を守ろうとする弟、欲にまみれた司祭、古書愛好家、ユダヤ人音楽学者、ムッソリーニ、詩人エズラ・パウンド…様々な人間の愛憎、欲望、無知が絡み合い、楽譜は数奇な運命を辿る。優れた小説に与えられるG・コミッソ文学賞受賞。訳者あとがき=関口英子・栗原俊秀/解説=田村和紀夫