- 女人入眼
-
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2025年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784122076457
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[BOOKデータベースより]
京の六条殿に仕える女房・周子は、宮中掌握の一手として、源頼朝と北条政子の娘・大姫を帝の后にするべく鎌倉へ入る。気鬱の病を抱える大姫と、大きな野望を抱く政子。二人の身辺を探る周子が辿り着いた、母娘の間に横たわる悲しき過去とは?「鎌倉幕府最大の失策」大姫入内の謎に迫る。直木賞候補作。
[日販商品データベースより]第167回直木賞候補作、待望の文庫化!
「鎌倉幕府最大の失策」と呼ばれる、謎多き事件・大姫入内。
その背後にあったのは、国の実権をめぐる女たちの政争。
そしてわかり合えない母娘の悲しい過去だった。
「大仏は眼が入って初めて仏となるのです。男たちが戦で彫り上げた国の形に、玉眼を入れるのは、女人であろうと私は思うのですよ」
建久六年(1195年)。京の六条殿に仕える女房・周子は、宮中掌握の一手として、源頼朝と北条政子の娘・大姫を入内させるという命を受けて鎌倉へ入る。気鬱の病を抱え、繊細な心を持つ大姫と、大きな野望を抱き、それゆえ娘への強い圧力となる政子。二人のことを探る周子が辿り着いた、母子の間に横たわる悲しき過去とは――。「鎌倉幕府最大の失策」と呼ばれる謎多き事件・大姫入内。その背後には、政治の実権をめぐる女たちの戦いと、わかり合えない母と娘の物語があった。