
- 在庫状況:予約受付中です 2025年07月17日発売予定
- 「核抑止論」の虚構
-
集英社新書
集英社
豊下楢彦
- 価格
- 1,265円(本体1,150円+税)
- 発行年月
- 2025年07月17日
- 判型
- B40
- ISBN
- 9784087213720

この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
-
野良犬イギー
-
荒木飛呂彦
乙一
価格:792円(本体720円+税)
【2025年07月17日発売】
ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。

[日販商品データベースより]
2025年は広島・長崎が核攻撃を受けて80年となる。この人類的な悲劇を背景に「核のタブー」が生み出されてきた。
しかし、ロシアのウクライナ侵略、イスラエルによるガザのホロコースト、「台湾有事」の切迫、北朝鮮の核開発とイランの核問題、印パ紛争、そして「核のボタン」を弄ぶトランプの再登場、さらにイスラエル・イランのミサイル攻撃に対するアメリカの軍事介入など、核使用の危険性がますます高まっている。
そもそも、核保有を正当化してきた核抑止論は”脅しの信憑性”を核心に据えてきたが、その根底には「狂気」が孕まれている。
こうした核抑止論の本質を歴史的、論理的に解き明かし、核廃絶に向かう道筋と日本の採るべき選択肢を提起する。
豊下楢彦(とよした ならひこ)
1945年、兵庫県生まれ。専門は国際政治論・外交史。
京都大学法学部卒業、同学部助教授、立命館大学教授、関西学院大学教授を歴任。2021年に古関彰一氏と共に第8回日本平和学会平和賞を受賞。
著書に『日本占領管理体制の成立』『安保条約の成立』『集団的自衛権とは何か』『「尖閣問題」とは何か』『昭和天皇の戦後日本』『昭和天皇・マッカーサー会見』『沖縄 憲法なき戦後』(古関彰一氏との共著)など。