日本史を地学から読みなおす

講談社現代新書　２７９５

講談社
鎌田浩毅　

• 価格: 1,540円（本体1,400円＋税）
• 発行年月: 2025年11月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784065416860

内容情報

[BOOKデータベースより]

列島のなりたちから近現代まで、「大地の変動」でよみとく日本の歴史。九州全域を焼き尽くした阿蘇山破局噴火。飛鳥時代の南海トラフ巨大地震。秀吉と家康の運命を変えた天正地震。史上最大の犠牲者を出した明治三陸津波。浮かび上がる「巨大地震の法則」。地球科学者が１００万年スケールで語りつくす。

第１章　地球科学から見た日本列島―なぜこんなにも災害が多いのか
第２章　「天災」のメカニズム―地震・津波・噴火の科学
第３章　日本列島を生んだ「地球大変動」―先史時代１
第４章　消えた縄文人の謎―先史時代２
第５章　日本最古の地震記録から戦国時代まで―古代・中世
第６章　江戸を立て続けに襲った大災害―近世
第７章　近代日本の運命を変えた「史上最悪の自然災害」―近現代１
第８章　被災と復興を繰り返した戦後日本―近現代２
第９章　東日本大震災から始まった「大地変動の時代」―近現代３
第１０章　南海トラフ巨大地震がふたたび起きる日―未来