- ヘーゲル読解入門 下
-
『精神現象学』を読む
白水Uブックス/思想の地平線 1146
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2025年11月
- 判型
- B40
- ISBN
- 9784560721469
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[BOOKデータベースより]
「人間は自然に内在する死に至る病いである」。動物からいかに人間が生まれ、自然からいかに歴史は発生したのか。人間の根底に欲望を見出し、マルクスとハイデガーの影響のもと展開される、コジェーヴによる独自のヘーゲル解釈。
第八章 ヘーゲルにおける実在するものの弁証法と現象学の方法―一九三四‐一九三五年度、第六回講義より第九回講義までの全記録
[日販商品データベースより]第九章 ヘーゲル哲学における死の観念―一九三三‐一九三四年度、最後の二回の講義の全記録
付録 『精神現象学』の構造
人間の歴史は、〈欲望〉の歴史である。
1933年――ドイツでヒトラーが首相として就任した年――パリの高等研究院でアレクサンドル・コジェーヴによるヘーゲル講義がはじまった。本講義にはジョルジュ・バタイユ、ジャック・ラカン、ロジェ・カイヨワ、アンドレ・ブルトン、メルロ=ポンティなど、フランス哲学・文学の中心となる人物たちが多く参加している。
「歴史が何であるかを知るためには、この歴史を実現する人間が何であるかを知らねばならぬ」――コジェーヴは『精神現象学』を精読しながら、プラトンからヘーゲルへといたる哲学と、キリストからナポレオンへといたる歴史とを重ね、動物から人間がいかに生まれ、自然から歴史がどのように発生したかを辿っていく。
フランス現代思想を知る上で避けて通ることのできない記念碑的講義録を、訳者によるあらたなあとがきを加えて、Uブックスで待望の復刊。