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[BOOKデータベースより]
土地に杭は打たれても心に杭は打たれない。1950年代、東京都の西部・北多摩地域で始まった、米軍立川基地の滑走路拡張計画への抵抗運動「砂川闘争」。地域、支援者、連帯という視点からその歴史を描きなおし、警官隊との激しい衝突、流血、勝利を頂点とした従来のイメージからこぼれ落ちてきた存在や実践に初めて光をあて、砂川闘争の生きられた実相に迫る。砂川からガザまで、平和と希望の歴史を紡ぎだす。
序章 砂川闘争研究への接近
[日販商品データベースより]第1章 正当・正統性―地元農家と「絶対反対」の論理
第2章 介入―「基地問題文化人懇談会」高橋〓一の「砂川問題」
第3章 包摂―「基地の教師」の砂川闘争
第4章 参加―地元中学生/傍らで観る者たちの砂川闘争史
第5章 表象―写真家たちの「砂川闘争」
第6章 共鳴―砂川からガザへ 収用/収容される/する者たち
終章 多面体の歴史像からポスト民衆史へ
補章 もうひとりの歴史家―警察資料が明かす砂川事件の実相
「土地に杭は打たれても心に杭は打たれない」。1950年代、東京の西部・北多摩地域で始まった、米軍立川基地の滑走路拡張計画への抵抗運動「砂川闘争」のスローガンとして、この言葉は知られる。本書は、警官隊との激しい衝突・流血・勝利を頂点とした従来の歴史解釈からはこぼれ落ちてきた存在や実践に初めて光をあて、砂川闘争の生きられた実相を描きなおす労作。現在と過去の対話の先に結ばれる「希望」の歴史。