[BOOKデータベースより]
日本の住まいは蒸し暑い夏に適応するように作られたものではない。竪穴住居から古民家まで、空間のもつ機能やデザインの違いに着目。壁が少なく、ふすまや障子で部屋を仕切る開放的な住まいが形成された歴史を解明する。
序章 日本の住まいの特質
1 寝殿造以前―「壁の空間」の住まい
2 寝殿造―「柱の空間」の住まいの誕生
3 書院造―「柱の空間」の住まいの完成
4 民家―日本の住まいの集大成
終章 世界から見た日本の住まい
日本の住まいは夏の暑さに合わせ開放的で風通しのよいものになったと言われるが、本当か。縄文の竪穴住居から近世の民家まで、祭礼や儀式、接客など、住まいがもつ社会的な機能とその変遷に着目。古民家の建築デザインの差異から「壁の空間」「柱の空間」という系譜を見出し、壁が少なく、ふすまや障子で部屋を仕切る日本固有の住まいの成立に迫る。
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