- 柳宗悦
-
美を生きた宗教哲学者
NHKブックス 1296
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2025年08月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784140912966
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[BOOKデータベースより]
「宗教哲学者・柳宗悦」とは何者か。民衆の日常で使われていた雑器を「民藝」と名付け、その美の中に救いを見出した柳宗悦。彼は、のちに「南無阿弥陀仏」という名号にさえ「言葉の民藝」としての美と救いを見出すまでに至った。なぜ民藝に究極の美を見たのか。なぜ民藝と宗教が結び付いた哲学を生み出し得たのか。文学・哲学・宗教など様々な分野の人物と交流のあった生涯と、彼の代表作から、その思想を鮮やかに描き出す。
第1部 前半生(柳宗悦の原点―目には見えないもの;神の探究―宗教哲学という道;朝鮮の友へ―美は心と心をつなぎ直す;木喰仏―美と信は一つである;民藝誕生―名もなきものに美は宿る;日本民藝館―美は人々を待っている)
[日販商品データベースより]第2部 後半生(琉球の富―民藝新生のとき;手仕事の意味―真の美を生み出すもの;美の法門―救いは誰にも開かれている;南無阿弥陀仏―祈りのなかで生きる;心偈―求道の言葉;柳宗悦の悲願―美に生かされる)
「民藝」という言葉が生まれて百年、日本を代表する批評家がその本質に挑む本格評伝
民衆の日常で使われていた雑器を「民藝」と名付け、その美の中に「救い」を見出した柳宗悦。なぜ柳は民藝に究極の美を見いだしたのか、なぜ美は人を癒やし、救いへと導くのか。文学・哲学・宗教など様々な分野の人物と交流のあった柳の生涯と彼の代表作を時系列で追いながら、近年知られるような美術評論家としてではなく、宗教哲学者としての柳宗悦の全体像を描く。