[BOOKデータベースより]
こぐまのララは、はずかしがりや。あそぼうよとさそわれても、どうおへんじをすればいいのか、わかりません。いつもうたをうたったり、はちみつをとったり、ひとりですごしていました。そんなララのところにおうさまのけらいがやってきて…。ある日、表現の自由をうばわれたら?台湾の歴史から生まれた人権を考える絵本。
[日販商品データベースより]こぐまのララは、はずかしがりや。「いっしょに、あそぼうよ!」とさそわれても、どうお返事をすればいいのか、わかりません。だから、うたをうたったり、はちみつをとったり、ひとりですごすのが、だいすき。ところが、そんなララのもとに王様の家来がやってきて、命令しました。「うたってはいけない!」。その日から、ララの毎日はすっかりかわってしまったのです…。
戦後、戒厳令下の台湾で冤罪によっておよそ10年間も投獄され、白色テロ受難者となった蔡焜霖(さい・こんりん)さんの経験をモデルに、言論統制によって奪われた表現の自由と友人への思いを描いた翻訳絵本作品。蔡焜霖さんは、釈放後、日本の漫画文化を台湾に紹介した編集者としても知られています。
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軽い気持ちで読み始めたら、内容の深刻さに驚きました。
王様が決めたことだからと、問答無用で歌うことを禁じられたララ。
王様が決めたことだから。
たったそれだけで権利がはく奪されるのは、どうにも納得がいきません。
でも、あとがきによると、そんな政治がほんの数十年前まで台湾で行われていたというのです。
台湾は日本のすぐ近くにあって、私としては親しみがあります。
そんな身近な国なのに、今まで知らなかったなんて。
なんとなく、申し訳ない気持ちになりました。
(めむたんさん 40代・岡山県 男の子23歳)
【情報提供・絵本ナビ】