- わたしがナチスに首をはねられるまで
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- 価格
- 2,530円(本体2,300円+税)
- 発行年月
- 2025年05月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784105902001
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[BOOKデータベースより]
コロナ禍によるロックダウンで人気のない墓地を散歩していた女性ジャーナリストの著者は、第二次大戦の戦没者の区画でマリーナ・シャフロフという女性の墓に目をとめる。墓石には、死因として「斬首」と刻まれていた。その史実を知らなかった著者は、彼女について調べ始める。ロシア系移民のマリーナは、ナチスの占領後間もない1941年、ナチスの将校を単身襲い、翌年に処刑されたという。ベルギーでの最初の抵抗運動とも言えるこの行為は戦後忘却され、それどころか、マリーナの夫がレジスタンスの英雄と称賛されていた。著者自身、男性中心の世間でさまざまな抑圧やハラスメントに苦しんできた。マリーナと自身の境遇のあまりの符合に、史料だけでは見えない真実を求めて、著者は小説として書き始める。
[日販商品データベースより]女性はなぜナチスに斬首されたのか。真実を求め「あなた」は歴史を越える。占領下のブリュッセルでナチスの将校を単身で襲い、斬首刑に処された女性。抵抗運動の最初の狼煙をあげながら、女性であったが故に歴史から消されたその生涯を調べる著者の「あなた」もまた、女性として抑圧や差別を経験してきた。彼女の人生を甦らせるのは「あなた」しかいない――史実を元にし、それを踏み越える小説。