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東京ニュース通信社 講談社 竹森巧
点
特攻隊、そして戦争の悲劇を伝えるために、実話をベースにした二人芝居「桜の下で君と」を製作した、お笑い芸人の竹森巧。風化させてはいけない歴史を「笑い」を通して語り継ごうとする竹森の奮闘を描く。
第1章 芸人になんてなりたくなかった第2章 自分探しの旅、二人芝居第3章 芸人としてどう生きるか第4章 生き残りの特攻隊員の思いを胸に第5章 桜の下で君と第6章 33歳で特攻隊を知った芸人の運命特別対談 井本勝幸(一般社団法人日本ミャンマー未来会議代表)×竹森巧巻末企画 藤井一中尉の生きた時代とは
お笑い芸人のアップダウン・竹森巧がライフワークとして取り組む「戦争の悲劇を伝える活動」。より多くの人たち、特に若年層に「戦争や特攻隊の悲劇」を伝えるために、竹森はあえてお笑いの要素もふんだんに交えた二人芝居「桜の下で君と」を制作した。「戦争の悲劇をお笑いで描くだと?」。周囲からは当然のように反対された。しかし、竹森は諦めなかった。舞台「桜の下で君と」の出演は竹森と相方の阿部浩貴の二人のみ。お笑いはもちろん、定評のある歌唱力も存分に駆使して、かたいテーマながらも飽きのこない内容に仕上がり、中高生や20〜30代の社会を中心に支持を広げていった。現在は二人の出身地の北海道の学校や公民館を中心に上演を行っているが、北海道以外の地方都市からも公演の依頼が舞い込むようになった。2025年には終戦80年を迎える日本。一見、平和に包まれているように感じるが、海外ではロシアのウクライナ侵攻、イスラエルによるガザ侵攻など戦争の悲劇は繰り返されている。この戦争の悲劇を他人事ではなく、「自分事」として感じるためには、まずは自国の歴史を客観的に捉える必要があることは、誰しもが感じていることだ。本書では、舞台「桜の下で君と」が生まれる過程を本人の証言で綴っていく。そこには、お笑い芸人の枠にとどまらず、「戦争の悲劇を一人でも多くの日本人に知ってほしい」という竹森の真摯な男の姿があったのだ。
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[BOOKデータベースより]
特攻隊、そして戦争の悲劇を伝えるために、実話をベースにした二人芝居「桜の下で君と」を製作した、お笑い芸人の竹森巧。風化させてはいけない歴史を「笑い」を通して語り継ごうとする竹森の奮闘を描く。
第1章 芸人になんてなりたくなかった
[日販商品データベースより]第2章 自分探しの旅、二人芝居
第3章 芸人としてどう生きるか
第4章 生き残りの特攻隊員の思いを胸に
第5章 桜の下で君と
第6章 33歳で特攻隊を知った芸人の運命
特別対談 井本勝幸(一般社団法人日本ミャンマー未来会議代表)×竹森巧
巻末企画 藤井一中尉の生きた時代とは
お笑い芸人のアップダウン・竹森巧がライフワークとして取り組む「戦争の悲劇を伝える活動」。より多くの人たち、特に若年層に「戦争や特攻隊の悲劇」を伝えるために、竹森はあえてお笑いの要素もふんだんに交えた二人芝居「桜の下で君と」を制作した。「戦争の悲劇をお笑いで描くだと?」。周囲からは当然のように反対された。しかし、竹森は諦めなかった。舞台「桜の下で君と」の出演は竹森と相方の阿部浩貴の二人のみ。お笑いはもちろん、定評のある歌唱力も存分に駆使して、かたいテーマながらも飽きのこない内容に仕上がり、中高生や20〜30代の社会を中心に支持を広げていった。現在は二人の出身地の北海道の学校や公民館を中心に上演を行っているが、北海道以外の地方都市からも公演の依頼が舞い込むようになった。
2025年には終戦80年を迎える日本。一見、平和に包まれているように感じるが、海外ではロシアのウクライナ侵攻、イスラエルによるガザ侵攻など戦争の悲劇は繰り返されている。
この戦争の悲劇を他人事ではなく、「自分事」として感じるためには、まずは自国の歴史を客観的に捉える必要があることは、誰しもが感じていることだ。
本書では、舞台「桜の下で君と」が生まれる過程を本人の証言で綴っていく。そこには、お笑い芸人の枠にとどまらず、「戦争の悲劇を一人でも多くの日本人に知ってほしい」という竹森の真摯な男の姿があったのだ。