- 俺達の日常にはバッセンが足りない
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- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2023年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784575526714
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[BOOKデータベースより]
家族で土建業を営むシンジのもとに、中学の同級生・エージが転がり込んできた。周囲に迷惑ばかりかけてきたエージはある日、バッセン(バッティングセンター)を作ろうと言い出す。まともな事業計画もないまま、信用金庫に勤める旧友のミナに高額の融資を申し込むが、馬鹿じゃないのと一蹴される。だがその後、ミナが融資を通したという…。次々と登場する個性溢れる人間たちはなぜ「バッセン」に吸い寄せられるのか。お金を稼ぐよりも名誉を得るよりも大切な「バッセン」とは―。今、私たちに必要なモノやコトが見えてくる長編小説。
[日販商品データベースより]「俺達の日常にはバッセンが足りない」ある日、シンジの幼馴染のエージが突然言った。バッセン――バッティングセンターなんかつくってどうするんだと聞くシンジに、エージは「ないから作ろうかなって」と言うだけ。金策のため旧友のミナに連絡をとるシンジ。そのころ、信用金庫に勤めるミナは、ある問題を抱えていて……。皆で盛り上がったり憂さを晴らしたり、なくてもいいけどあった方が良い<oッセンの建設を巡る、悩み、もがき、あがいて生きている人間たちの群像。