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[BOOKデータベースより]
両大戦間期のドイツ児童文学では、大都市に暮らす子どもを主人公に、近代市民家族モデルに代わる新たな家族像やジェンダー観が模索されるようになる。父なき家庭で子どもに寄り添ったのは、自由で風来坊なおじさんだった。ナチスが台頭しつつある時代に、おじさんが提示したオルタナティブな生き方とは。本書では、これまで紹介されてこなかった多数の作品・作家とともに検討する。
両大戦間期とおじさんをめぐる研究前史
[日販商品データベースより]第1部 おじさん文学論(おじさん文学論に向けて;旅するおじさんの文学;旅するおじさん文学として読むケストナー『五月三五日』;プロレタリア児童文学に見る父殺しとおじさんの交換;父なき家庭の母娘あるいはおばさん文学の(不)可能性)
第2部 聖家族から遠く離れて(季節はずれのクリスマス―一九三三年ドイツのふたつのクリスマス児童文学;ベルリンを移動する子どもたち;ロマの子との接点;父の世界を継ぐ娘―ナチス少女文学が生まれる時)
ヒトラーユーゲントに至る病とおじさんの効能
「父なき社会」に現れた“陽気なおじさん”
忍び寄るヒトラーの影と新たな家族像の模索
子どもの成長に寄り添う自由で風来坊なおじさんとは何者か
両大戦間期のドイツ児童文学では,大都市に暮らす子どもを主人公に,近代市民家族モデルに代わる新たな家族像やジェンダー観が模索されるようになる.父なき家庭で子どもに寄り添ったのは,自由で風来坊なおじさんだった.ナチスが台頭しつつある時代に,おじさんが提示したオルタナティブな生き方とは.本書では,これまで紹介されてこなかった多数の作品・作家とともに検討する.