- 松と日本人
-
- 価格
- 1,221円(本体1,110円+税)
- 発行年月
- 2022年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784065267615
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 藤と日本人
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2021年03月発売】
- 香りある樹木と日本人
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2018年09月発売】
- 縁起のよい樹と日本人 新装版
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2024年11月発売】
[BOOKデータベースより]
松はいつの時代にも、日本人には特別な存在でした。奈良時代より松明として照明に使われ、平安貴族は贈り物や文を“雅”なしきたりとして、松の折り枝に結んでいます。神が宿る聖なる木は、いかに私たちの美意識や文化に影響を与えてきたのか。『古事記』『万葉集』などの文学、仏画、和歌での描写を渉猟し、隠された日本人の死生観や宗教観を探ります。
第1章 『魏志倭人伝』の植生と松
[日販商品データベースより]第2章 やまとたけると松
第3章 正倉院絵画の松
第4章 のびやかな松と平安時代
第5章 松明と明かり
第6章 人の死と松
第7章 日本人と松
松はいつの時代にも、日本人には特別な存在でした。奈良時代より松明(たいまつ)として照明に使われ、平安貴族は、贈り物や文を、〈雅(みやび)〉なしきたりとして、松の折り枝を結んでいました。神が宿るといわれた聖なる木は、いかに私たちの美意識や文化に影響を与えてきたのでしょうか。『古事記』『万葉集』『日本書紀』などの文学、『源氏物語絵巻』や仏画、和歌での描写を渉猟し、そこに隠された、日本人の死生観や宗教観を探ります。
本書の底本は、人文書院より一九九三年に刊行されました。
目次)
第一章『魏志倭人伝』の植生と松
第二章 やまとたけると松
尾津崎の一つ松
磐代の浜松
童子女(うない)の松原
聖徳太子と飛仙
第三章 正倉院絵画の松
東大寺領の山境絵図
藤をまといつかせた松樹「樹下囲碁図」
第四章 のびやかな松と平安時代
宇治平等院鳳凰堂扉絵の松
雅のしきたり・松の折り枝
「源氏物語絵巻」の屏風の松
第五章 松明と明かり
第六章 人の死と松
第七章 日本人と松
あとがき
学術文庫版あとがき
主な参考文献