この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ドイツ海軍興亡史
-
価格:2,530円(本体2,300円+税)
【2020年10月発売】
- ナチ・イデオロギーの系譜
-
価格:2,530円(本体2,300円+税)
【2012年12月発売】
- 普通の人びと 増補
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2019年05月発売】
- アレクサンドロス大王伝
-
価格:4,620円(本体4,200円+税)
【2003年09月発売】
[BOOKデータベースより]
外相ランズダウンの苦悩と決断。「光栄ある孤立」はもうもたない―大英帝国が衰退するなかで外務大臣についたベテランの政治家は、イギリス外交の新たな伝統をどのように築いたのか?世界大戦の構図を形成した知られざる交渉に光を当てる。
序章 二〇世紀初頭における国際政治の転換
[日販商品データベースより]第1章 「光栄ある孤立」の動揺と終焉、一九〇〇‐一九〇二年
第2章 新時代の到来と英仏接近の萌芽、一九〇二‐一九〇三年
第3章 英仏協商の締結とモロッコ、一九〇三‐一九〇四年
第4章 日露戦争による制約と大国間関係の再編、一九〇四‐一九〇五年
第5章 第一次モロッコ事件と英仏協商の深化、一九〇五年
終章 英仏協商の意義―イギリス外交の新たな伝統として
「光栄ある孤立」はもう持たない──イギリス外交の転換点となり、二度の世界大戦の遠因ともなった知られざる交渉に光を当てる。
1904年、イギリスは長年対立してきたフランスと英仏協商を締結した。本書は、この協定締結に焦点を当て、20世紀初頭のイギリス外交を帝国防衛と欧州勢力均衡との連関という視点から検討するものである。イギリスが「光栄ある孤立」から脱却し、欧州国際政治が硬直化していくさまを、ランズダウンの外交交渉を軸に活写する。