- ばあばにえがおをとどけてあげる
-
児童図書館・絵本の部屋
JOY評論社
コーリン・アーヴェリス イザベル・フォラス 松川真弓- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2021年09月
- 判型
- B4
- ISBN
- 9784566080768
[BOOKデータベースより]
ばあばはころごろ、げんぎがない。ケーキもやかないし、おへやもほこりだらけ。そして、わらわなくなった。「じんせいからよろこびがきえちゃったみたい」ってママがいう。「よろこびって?」「ひとのこころをしあわせにして、めをかがやかせるものよ」ばあばはワァーイ!ってしたいんだ。わたしがばあばに「ワァーイ!」をとどけてあげる!おばあちゃんと孫娘のあたたかな物語が、わたしたちに「よろこび」の意味をやさしく教えてくれます。
[日販商品データベースより]ばあばはこのごろ元気がない。ケーキも焼かないし、お部屋もほこりだらけ。そして、笑わなくなった。「じんせいから よろこびが きえちゃったみたい」って、ママはいう。
「よろこびって?」
「ひとの こころを しあわせに して、めを かがやかせる ものよ」
「ばんごはんの あとの ダンスみたい? すべりだいを ワァーイ!って すべるみたい?」
「そうよ! すばらしく すてきな ワァーイよ!」
「ばあばは ワァーイって したいんだ!」。ファーンは、ばあばの人生に「よろこび」を
とりもどしてあげようと、「ワァーイ!」を探しに出かけます。
わたしたちに「よろこび」の意味をやさしく教えてくれる、おばあちゃんと孫娘のあたたかな物語です。
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普段何気なく使っている言葉ほど
その意味を人にうまく伝えられないことがあります。
イギリスの作家コーリン・アーヴェリスさんが文を書いて
イザベル・フォラスさんが絵を描いた
『ばあばにえがおをとどけてあげる』という絵本には
「よろこび」という言葉の意味を
主人公のファーンという女の子がママに訊ねる場面があります。
ママが答えます。
「ひとのこころをしあわせにして、めをかがやかせるものよ」
なんて、素敵な答えでしょうか。
ファーンがそんな質問をしたのには
理由がありました。
ファーンが大好きなばあばが最近元気がないからです。
どうかしてばあばを元気にしてあげたい彼女は
町に出て「よろこび」を捕まえることにしました。
ファーンには町は「よろこび」に満ち溢れています。
子犬のにこやかな顔、小さな女の子の笑顔、池の水のきらめき、
でも、それを捕まえることはできません。
仕方ないので、ばあばに自分がみた話をしてあげました。
すると、どうでしょう、ばあばの顔に笑顔がもどりました。
何気なく「よろこび」という言葉を使い、
それをとても大層なものに思っているかもしれませんが、
よく見ると、この世界にはたくさんの「よろこび」に満ちています。
この絵本に出会えたのも「よろこび」。
ちなみにこの絵本の原題は「joy」、「よろこび」です。(夏の雨さん 60代・埼玉県 )
【情報提供・絵本ナビ】