- 自給自足の生態学
-
ボサビの人びとのオートポイエーシス
生態人類学は挑む MONOGRAPH 4
- 価格
- 3,520円(本体3,200円+税)
- 発行年月
- 2021年08月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784814003587
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[BOOKデータベースより]
「完結」した小さな村は、広大な世界を包む多面体である。彼らが世界をみるまなざしで私も世界を見てみたい―なにが社会を形作っているのか、そのシステムの綾を解きほぐせば、彼らのまなざしを垣間見ることができる。「世界システム」を構想してしまった私たちが見過ごしている風景の重層性を、パプアニューギニア・ボサビの人びとが営む自給自足の生活から描き出す。
第1章 ボサビの人びとに出会う
[日販商品データベースより]第2章 ロングハウスに住まう
第3章 バナナを栽培する
第4章 サゴを打つ
第5章 イヌと移動する
第6章 ブタを購う
第7章 共に食べる
第8章 人を数える
第9章 システムを想像する
第10章 マルチシステムズ
パプアニューギニア・ボサビの人びとが営む倒木放置畑を中心とする自給自足の生活。そこだけで循環する社会が持続する仕組み=「オートポイエーシス」(自己組織化・自己言及)を構成するシステムを選り出してみると彼らの価値体系の全景がみえてくる。彼らの「目」と人間世界の重層性をとらえる、システム論と生態人類学の新たな試み。