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- 物語と日常
-
二本の映画と二つのある物語作家の動機による四つの断章
水声社
淺沼圭司
- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2021年06月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784801005754

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[BOOKデータベースより]
“日常、この、ありきたりで、わかりきった、しかしまた、その正体をとらえがたいもの…。”日常と非日常が共存するコロナ禍のいま。タール・ベラの映画『トリノの馬』、アキ・カウリスマキの『ル・アーヴル』、そして宮部みゆきの「杉村三郎シリーズ」などを読みとき、曖昧な日常とはなにかを美学的視点から考察する。
崩壊する日常 あるいは「できごととテクスト」―断章(1)映画『トリノの馬』を動機として
[日販商品データベースより]日常の復権 あるいは「ひとそれぞれの摂理」―断章(2)映画『ル・アーヴル』をめぐって
語る欲望―断章(3)ある物語作家の動機(1)による
「連作小説」について―断章(4)ある物語作家の動機(2)による
淡々と続くであろう日常に一挙に亀裂が入り、非日常が日常化していくコロナ禍のいま。
日常が加速度的に崩壊してゆくタール・ベラの『トリノの馬』、あるがままの日常をえがいたアキ・カウリスマキの『ル・アーヴル』、そして宮部みゆきの「杉本三郎シリーズ」などをとりあげバルト、ニーチェのテクストをひきつつ、「文学と日常」、そして「日常」という問題を美学の脈絡にとらえ考察する。