- ヘーゲル全集 第8巻1
-
精神現象学 1
Phanomenologie des Geistes.Teil 1.知泉書館
ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル 山口誠一- 価格
- 6,930円(本体6,300円+税)
- 発行年月
- 2021年05月
- 判型
- 菊判
- ISBN
- 9784862853370
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[BOOKデータベースより]
批判的校訂によるアカデミー版の成果を踏まえ、日本語版独自の編集により訳出、解説と詳細な注は新たなヘーゲル研究の基盤と最新のヘーゲル像を提供し、従来の関連作品を一新する待望の本格的全集である。ヘーゲルは『精神現象学』(1807年)で、意識がどのようにして日常的意識の「感性的確信」の段階から「絶対知」にまで自己を高めていくのか、人間精神の歴史を描き独自の「体系」を示した。本巻では、「序説」、「緒論」、「意識」章を収める。「序説」は、本論執筆後に書かれ、「学の体系第一部」の前書きでもあり、『精神現象学』さらにはヘーゲル哲学理解の鍵となっている。訳者による「「序説」解説・注解」では、関連年譜・梗概・位置づけなどを示した上で、各節ごとに詳細な説明を施し、その後のヘーゲル哲学の変遷も含め詳しく考察した。さらに「総解説」ではヘーゲル哲学の根源的な問いである「精神とは何か」の観点から本書を統一的に読解し、読者が『精神現象学』の性格と意義を知るための良き案内となろう。半世紀にわたる訳者の『精神現象学』研究の集大成。
序説 学的認識について
[日販商品データベースより]1 精神現象論の学
「序説」解説・注解(「序説」解説;「序説」注解)
『精神現象学』総解説1(『精神現象学』の基本的性格;『精神現象学』の各論1)
批判的校訂によるアカデミー版の成果を踏まえ,日本語版独自の編集により訳出,解説と詳細な注は新たなヘーゲル研究の基盤と最新のヘーゲル像を提供し,従来の関連作品を一新する待望の本格的全集である。
ヘーゲルは『精神現象学』(1807年)で,意識がどのようにして日常的意識の「感性的確信」の段階から「絶対知」にまで自己を高めていくのか,人間精神の歴史を描き独自の「体系」を示した。
本巻では,「序説」,「緒論」,「意識」章を収める。
「序説」は,本論執筆後に書かれ,「学の体系第一部」の前書きでもあり,『精神現象学』さらにはヘーゲル哲学理解の鍵となっている。
訳者による「「序説」解説・注解」では,関連年譜・梗概・位置づけなどを示した上で,各節ごとに詳細な説明を施し,その後のヘーゲル哲学の変遷も含め詳しく考察した。さらに「総解説」ではヘーゲル哲学の根源的な問いである「精神とは何か」の観点から本書を統一的に読解し,読者が『精神現象学』の性格と意義を知るための良き案内となろう。
半世紀にわたる訳者の『精神現象学』研究の集大成。