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[BOOKデータベースより]
「ビック」と何度か呟きました。それが最後の言葉でした…イギリスの片田舎で名士として名高いハロルド卿が亡くなる。閉鎖的な村に暮らす人々のなかで徐々に殺意が醸成され、沸点に達していく。そしてついに犠牲者が…。捜査に乗り出したアレン警部は、断片的な事象を丹念に解きほぐし、事件の真相と驚くべき真犯人にたどり着く。英国女流推理作家“ビッグ4”の一人、ナイオ・マーシュの傑作、ついに本邦初邦訳!
[日販商品データベースより]物語は、今なお封建的な風習が色濃く残るイギリスの小さな田舎で発生します。准男爵の称号を持つハロルド卿が「ビック」という言葉を発しながら息を引き取ります。息を引き取る前にハロルド卿は自身の「告白」ともいうべき原稿をカータレット大佐に託し、公表するかどうかを委ねていました。しかし、その数日後、カータレット大佐も死体で発見されます。ボトム橋の近くの川に生息し、地元では“伝説の大物”と呼ばれれているマスは、釣り上げられた後、なぜ移動していたのか? ハロルド卿が発表しようとしていた原稿には何が書かれていのか? 事件を担当するロデリック・アレン警警部は散らばった証拠を拾い集め丹念に解きほぐし、真相にたどり着きます。随所に張り巡らせた伏線、意外性のある真犯人、供述から徐々に犯人を絞り込んでいく緊迫感、まさに英国黄金期の本格ミステリの面白さを堪能できる傑作。