- 悪の方程式〜善を疑え!!
-
- 価格
- 1,528円(本体1,389円+税)
- 発行年月
- 2020年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784883754212
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ナイトランド・クォータリー vol.16(2019.2)
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2019年02月発売】
- ExtrART FILE.20
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2019年03月発売】
- ExtrART FILE.24
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2020年03月発売】
- ExtrART FILE.26
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2020年09月発売】
- EXTRART FILE.19
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2018年12月発売】
[日販商品データベースより]
「善」や「悪」は、時代や環境によってうつろう。
「悪」を安易に定義づけすることは危険だ。
だがこれだけは言えるかもしれない。
「悪」に恐怖するのは、信じている「善」が破壊されるかもしれないからだ。
一方「悪」を意識することは、この世の「善」に対して疑いを差し挟むことだ。
「善」がますます過剰になってきている昨今、
「悪」についてもう一度見つめ直すことが必要かもしれない――
単なる暴力や犯罪行為とは異なる「悪」のあり方について、
さまざまな側面から解題してみました。
特集以外にも、多様な記事が満載、読み応えたっぷりです!
◎主な内容
善悪の彼岸〓夫婦生活編●友成純一
ダークナイト・トリロジーにみる悪の本質●大岡淳
〈アート〉と〈革命〉は常に悪である〓テロ的アートの系譜●石川雷太
悪魔と美意識●釣崎清隆
乱反射する悪魔崇拝(サタニズム)●仁木稔
広まるネクロフィリア的悪の発想●べんいせい
マグダラのマリアが浮き彫りにする悪徳と美徳●志賀信夫
警官を蹴るチャップリン〓映画はなぜ警察を敵視するのか●高槻真樹
映画『ルー・サロメ』『ソドムの市』『神々のたそがれ』を中心に、人間の業について考えた●浦野玲子
キム・ギドク 悪の倫理●浅尾典彦
「黒い幽霊団(ブラック・ゴースト)」には、悪意がない〓『サイボーグ009』の問題提起●宮野由梨香
悪いヤツはだいたいイケメン〓少女漫画におけるモラルとエロス●馬場紀衣
「毒親」進化論〓フィクションの中の「毒母」たち●梟木
エルヴェ・ギベールの文学と悪●渡邊利道
古川日出男『砂の王』と輻輳する「悪」●岡和田晃
超越性への渇きとしての悪〓磯田光一について●石和義之
この世で一番悪いヤツ〓現代的悪役キャラ作成ガイド●阿澄森羅
僕らはみんな小悪党〓小市民だれもが持つ小さな悪意●日原雄一
凡庸で陳腐なのはどちらかといえば私たちの方だといえばいいのだろうか●本橋牛乳
TH RECOMMENDATION
小川貴一郎「監禁芸術 confinement art」
「東學肌絵図鑑 DRESS CODE」
村田兼一「女神の棲家」出版記念展
鳥居椿×最合のぼる『暗黒メルヘン絵本シリーズIII 青いドレスの女』出版記念原画展
林美登利人形展
山際マリ個展
ヨコハマトリエンナーレ2020●ケロッピー前田
アジアフォーカス・福岡国際映画祭2020●友成純一
アイスマンに会いに行く! ●ケロッピー前田
ほか
TH FLEA MARKET
『天使/L’ANGE』のシテン●加納星也
続 キム・ギヨン〓激しく優しい、死んでもいい肉体関係●友成純一
山野浩一とその時代(13)●岡和田晃
ほか