- サブリナとコリーナ
-
新潮クレスト・ブックス
SABRINA & CORINA- 価格
- 2,310円(本体2,100円+税)
- 発行年月
- 2020年08月
- 判型
- B6変
- ISBN
- 9784105901677
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- スイマーズ
-
価格:2,035円(本体1,850円+税)
【2024年06月発売】
- 説得
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2024年04月発売】
- 降りていこう
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2024年11月発売】
- アンネ・フランクについて語るときに僕たちの語ること
-
価格:2,090円(本体1,900円+税)
【2013年03月発売】
- ケミストリー
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2019年09月発売】
[BOOKデータベースより]
いとこのサブリナの葬儀の前、美容部員のコリーナに祖母は言った。「あんたがメイクしてやりなさい」―サブリナは、黒髪に淡いブルーの瞳のとびきりの美人。なのになぜ、一族の悲運に連なるように、死を選ばなければならなかったのか。女たちは若くして妊娠し、男たちは身勝手に姿をくらます。だが一族の絆は固く、知恵のある祖母が、しばしば娘と孫を助ける。コロラド州デンバーのヒスパニック系コミュニティで、やるせない日常を生きるさまざまな世代の女たち。アメリカ建国以前からこの地に根ざしながら、非白人として疎外される痛みと苛立ちを描いて、一躍注目を集めたデビュー短篇集。2019年、全米図書賞最終候補作。
[日販商品データベースより]母も、祖母も、その母も、私たちはこの胸の痛みと生きてきた。黒髪でとびきり美人のサブリナ。あなたはどこで道を間違えたの? コロラド州デンバーのラテン系コミュニティ。女たちは若くして妊娠し、男たちは身勝手に家を飛び出す。従来の移民文学「らしさ」にとらわれず、やるせない日常を逞しく生きる彼女たちの、声なき叫びを掬い上げた鮮烈なデビュー短篇集。全米図書賞最終候補作。