[BOOKデータベースより]
EU離脱、競争激化社会、緊縮財政などの大問題に立ち上がり、人生という長い旅路を行く中高年への祝福に満ちたエッセイ21編。第2章は、現代英国の世代、階級、酒事情についての著者解説編。
第1章 This Is England 2018〜2019(刺青と平和;木枯らしに抱かれて;ブライトンの夢―Fairytale of Brighton;二〇一八年のワーキング・クラス・ヒーロー;ワン・ステップ・ビヨンド ほか)
第2章 解説編―現代英国の世代、階級、そしてやっぱり酒事情(英国の世代にはどんなものがあるのか;英国の階級はいまどういうことになっているのか;最後はだいじなだいじな酒の話)
Yahoo!ニュース|本屋大賞2020 ノンフィクション本大賞
史上初! 著者2年連続ノミネート!
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』に次ぐ
待望の最新エッセイ集、10万部突破!!
日常をゆるがす大問題を前に果敢に右往左往する
おっさん(おばさん)たちの人生を音楽にのせて描く。
ブレイディみかこの新たなる代表作、誕生!!
恋と離婚、失業と抵抗。絶望している暇はない。
EU離脱の是非を問う投票で離脱票を入れたばっかりに、
残留派の妻と息子に叱られ、喧嘩が絶えないので仲直りしようと
漢字で「平和」とタトゥーを入れたつもりが、
「中和」と彫られていたおっさんの話……
本を読むことを生きがいにしていたのに
緊縮財政で図書館が子ども遊戯室の一角に縮小され、
それでも諦めずに幼児たちに囲まれながら本を読むうち、
いつしか母子たちに信頼されていくこわもてのおっさんの話……
などなど、笑って泣ける21篇。
「みんなみんな生きているんだ、友だちなんだ」!
――――――――――――――――――――――
世界でいちばん愛すべきおっさんたち(&おばさんたち)が、ここにいる。
あんたら、最高すぎるんだけど……
――高橋源一郎(小説家)
イギリスの市井の人の魅力を引き立てるブレイディさんの愛と観察眼と筆力に心を丸ごと持っていかれた。
一編一編が人情に満ちた極上のドラマ!
――ヤマザキマリ(漫画家/随筆家)
高みからレッテル貼ってるだけじゃわからない、厄介で愛おしい人生たち!
――ライムスター宇多丸(ラッパー/ラジオパーソナリティ)
優しい人の間違いを見逃さないことも大切だけど、間違う人の優しさを見逃さないことも大切。
ブレイディさんの「見つめ続ける」視線に、大きな勇気をもらいました。
――西加奈子(小説家)
イギリスというとジェームズ・ボンドとか、ベッカムとか、かっこいいイメージがあったけど、日本のおじさんとちょっと近いところがあって、登場人物にすごく親近感がわいた。
僕らの年代的にもちょうどいい。名曲のパターンによくあるけど、本書は前作『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』との両A面!
――博多華丸(お笑い芸人)
若い世代から目の敵にされている「ブーマー世代」のおっさんたちのしぶとさを、ブレイディさんは鳥と蟻の両方の視点で描いてくれた。「風雪ながれ旅」を生き延びてきたおっさんたちに、少しの愛とやさしさを、そして健康ドリンクと腰痛の薬を送りたくなった。
――関美和(翻訳家)
――――――――――――――――――――――
「『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』で青竹のようにフレッシュな少年たちについて書きながら、そのまった
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- オンガクハ、セイジデアル
-
価格:858円(本体780円+税)
【2022年09月発売】
- ジンセイハ、オンガクデアル
-
価格:858円(本体780円+税)
【2022年06月発売】
- 他者の靴を履く
-
価格:1,595円(本体1,450円+税)
【2021年06月発売】
- 花の命はノー・フューチャー
-
価格:858円(本体780円+税)
【2017年06月発売】
- 花を聴く花を読む
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2021年12月発売】