- アーニャは、きっと来る
-
WAITING FOR ANYA
- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2020年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784566014527
[BOOKデータベースより]
第二次世界大戦中のフランスの山間部。ヒツジ飼いの少年ジョーは、ふとしたことで、ユダヤ人の子ども12人の亡命に手を貸すことになる。ドイツ兵が駐留しているなか、村人全員をまきこんだ大騒動の逃亡劇。さて、その行方は…
[日販商品データベースより]第二次世界大戦中のフランス。スペインとの国境近い静かな山間部の村が舞台。羊飼いの少年ジョーは、ある日山の中で見知らぬ人とめぐりあい、ナチスの迫害をのがれたユダヤ人とかかわりを持つことになります。スペインに逃げようとしている12人の子どもたちを―手を貸すことに賛成の人も反対の人も―村人たち全員がドイツ兵から守ろうとします。作者のモーパーゴは現代イギリスを代表する児童文学作家。戦争の悲惨さと、人間の力強さを訴える作品を多く発表しています。Waiting for Anya のタイトルで映画化されました。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 科学でナゾとき!黄金のヘビ事件
-
価格:990円(本体900円+税)
【2024年07月発売】
- わたしに続く道
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2023年11月発売】
- ケンスケの王国
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2002年09月発売】
- よみがえれ白いライオン
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2001年02月発売】
- キツネのパックス
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2018年01月発売】
息を呑んで最後まで一気に読み終えました。
冒頭の、ジョーがクマの子とベンジャミンに出会うシーンから、タイトルになっているアーニャの存在まで、とても感動的な映像シーンとして取り込まれていることと、緊張感が高まるなかで、クライマックスの二転三転のドラマチックな仕立ては、途中で想像だにできないものでした。
知らずうちに命を懸けてユダヤ人の子どもたちの国外逃亡を助けることになったベンジャミンの勇気もさることながら、家族の絆、村人たちの結束、決して悪人ではなかったドイツ軍の伍長、登場人物の描かれ方に、とても人間性を感じました。
心に残る、余韻の残る、考えさせられる感動作品です。
最後の数行が心に突き刺さりました。
続編が有ったら必読です。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】