- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(1週間程度で出荷)
[BOOKデータベースより]
『山根基世の朗読読本』の二巻目をお届けします。一巻に引き続き、朗読の基礎を学びながら、朗読上級者、指導者を目指す方々にも学びとなるよう、作品を厳選して、所収いたしました。
第1章 絵本で学ぶ朗読の基本(『あたし、うそ ついちゃった』ローラ・ランキンさく;日本の昔話『うしかたとやまんば』小沢重雄文;『めっきらもっきらどおんどん』長谷川摂子作;『くまとやまねこ』湯本香樹実ぶん)
第2章 日本語の調べを学ぶ(『枕草子』第一段より「春はあけぼの」清少納言作;『平家物語』巻第一より「祇園精舎」;『十三夜』樋口一葉作;「君死にたまふことなかれ」与謝野晶子作)
第3章 話し言葉のイントネーションで読む・全体の組み立てを読み取って朗読する(『よだかの星』宮沢賢治作)
第4章 文体にふさわしい声で朗読する(『山椒魚』井伏鱒二作)
『山根基世の朗読読本』の続編にあたる。今回も、絵本や古典、短編小説など、さまざまなテキストに親しみながら、朗読を基礎から学べるように工夫されている。人気の絵本『めっきらもっきら どおんどん』『くまとやまねこ』から、古典『枕草子』『平家物語』、短編小説『十三夜』『山椒魚』まで、何をポイントに朗読すればいいかを丁寧に解説。山根基世による参考朗読のCD2枚つき。
CDが2枚入っていて、山根基世さんの音声とともに、自分の朗読のチェックができました。
子ども向けの読み聞かせとしては、山根さんの朗読はちょっと違和感を感じる部分もありましたが、間の捕り方、強弱のつけ方、言葉にこめる思い、いろいろと参考になることの多い本です。
本に入っている絵本については、絵本とテキストだけでは、空間の感じ方が違うように思いました。
「よだかの星」については、いろんな絵本作家の準備した空間と読み合わせてみると、朗読の深みを実感できると思います。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】