- 探偵は絵にならない
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- 価格
 - 836円(本体760円+税)
 - 発行年月
 - 2020年02月
 - 判型
 - 文庫
 - ISBN
 - 9784150314187
 
 
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								北区の太
								
									




								
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新しいハードボイルド
自分の才能を見失った画家が主人公という、従来にない設定ではあるが、ハードボイルドの範疇に入る作品と言ってよいだろう。私の定義するハードボイルド小説とは、「(何の得にもならない〔逆に損をする場合の方が多い]にも拘わらず)自身の矜持のために自分の生き方・考え方を貫き通す人物を主人公にした小説」であるが、この主人公は将にそれに当て嵌まる。少し軽口が過ぎてあまり好感は持てないが、その毒気を主人公の友人(なのかな?)であるアロマテラピストが上手く中和してくれている。個人的にはこちらの方が好感が持て、彼を主人公にした方が良いようにも思う。彼もハードボイルドの主人公を張る資格は十分に備えている。アロマ(匂い)を謎解きのツールにしている点も目新しく、短編4作からなるこの一冊、あっと言う間に読み終えた。他の作品を読むのが楽しみだ。
 




























[BOOKデータベースより]
若くして評価を受けるも、すでに失業気味の画家・濱松蒼。同棲していたフオンも「あなたの匂いが消えた」と言い残して家を出て行ってしまう。フオンを追いかけ二人の出身地・浜松に戻った蒼は、腐れ縁の友人でありアロマテラピストの小吹蘭都の住居に転がり込み、当座の仕事とフオンの行方を探す。だが蒼に持ち込まれるのは奇妙な依頼ばかりで…浜松まつり直前の故郷で、蒼は大切なものを取りもどすことができるのか?
[日販商品データベースより]「匂いが消えた」と姿を消した彼女を追い、浜松に戻った失業ぎみの画家、蒼。仕事を探す彼の元には、奇妙な依頼が舞い込んで……