[BOOKデータベースより]
大人の凝り固まった常識を、子どもたちは軽く飛び越えていく。世界の縮図のような「元・底辺中学校」での日常を描く、落涙必至のノンフィクション。
1 元底辺中学校への道
2 「glee/グリー」みたいな新学期
3 バッドでラップなクリスマス
4 スクール・ポリティクス
5 誰かの靴を履いてみること
6 プールサイドのあちら側とこちら側
7 ユニフォーム・ブギ
8 クールなのかジャパン
9 地雷だらけの多様性ワールド
10 母ちゃんの国にて
11 未来は君らの手の中
12 フォスター・チルドレンズ・ストーリー
13 いじめと皆勤賞のはざま
14 アイデンティティ熱のゆくえ
15 存在の耐えられない格差
16 ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとグリーン
大人の凝り固まった常識を、子どもたちは軽々と飛び越えていく。優等生の「ぼく」が通う元・底辺中学は、毎日が事件の連続。人種差別丸出しの美少年、ジェンダーに悩むサッカー小僧。時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり。世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の息子とパンクな母ちゃんの著者は、ともに考え悩み乗り越えていく。落涙必至の等身大ノンフィクション。
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図書館で予約して借りたのですが、
人気のため、数か月後にやっと読むことができました。
正直、あまり期待していなかったのですが、
とても面白かったので、欲しくなりました。
私も息子が二人いるのですが、
この親子みたいに、人種や偏見、差別、いじめのことを
こんなに話せるようになれる気がしません。
きっと、息子がつぶやいた一言を
こんなふうに冷静に返したり、
知的な発言で、受け止めてあげられない気がします。
でも、これから多様性の時代に生きる息子や私たちは
これらのことも自分のこととして
真剣に考え、対処していかないといけないんですよね。
もっとこういう本も読んで、勉強していきます。(まことあつさん 30代・東京都 男の子8歳、男の子5歳)
【情報提供・絵本ナビ】