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- サステナブル経営と資本市場
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日経BPM(日本経済新聞出版本部) 日経BPマーケティング
北川哲雄 佐藤淑子(IR) 松田千恵子 加藤晃(リスクマネジメント)- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2019年02月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784532322175
[BOOKデータベースより]
企業は堂々と“サステナビリティへの執念”を語るべし!株主・投資家との洗練された関係を築き、「ガバナンス革命の憂鬱」を活力に変えるための処方箋を提示する。
第1部 資本市場のゆらぎとCEOの役割(2014年までの静かな世界とダブルコード導入の意義;ダブルコードがもたらすエスカレーション;議決権行使助言会社の功罪;ESG投資本格参入の心理と論理)
第2部 企業価値向上の司令塔としてのCFOの役割(サステナブル経営を主導するCFO―その新たな役割;経営者としてのCFOは現在何を考えているのか)
第3部 情報開示の新たな視点―IROの新たな役割(情報開示とサステナブル経営;統合報告の目的適合性について―財務資本提供者を見据えての情報開示とは何か;SASBの提唱するサステナブル経営)
急速に進むガバナンス革命、ESG投資の隆盛を「正のスパイラル」として取り込み、競争力に結びつける。そのために今なすべきことを、理論・実務の両面から解説、“即効の処方箋”を提示する。
ROE8%、株主還元、ガバナンス報告書、エンゲージメント、取締役会評価、ESG――急速に進むガバナンス革命。ますます増大する投資家の要求に対し、一連の改革の意義と問題点を認識し、前向きに、そして正しく対処している企業は極めて少ないのが現状だ。
今企業に求められるのは、原点に戻ること。その原点とは「競争力」(企業価値)の向上だ。優れた実績を残している企業は、イノベーションやビジネスモデル革命を引き起こし、かつステークホルダーからも信頼される「サスティナブルな経営」を行っている。経営者を筆頭に「自らの経営する企業のサスティナビリティ(持続可能性)について執念をもって立ち向かうこと」がまず重要なのである。
本書は以上のような問題意識に基づき、先進企業のケーススタディを通じ「サスティナブルな経営」とは何かを確認。その経営理念・進行状況を伝える役割を担う経営幹部の役割構造から情報開示までについて詳述する。特に、従来情報開示の対象が単純に機関投資家あるいはアナリストという括りであったものを、ESGアナリスト・投資家、イノベーション担当アナリスト、長期投資家、エンゲージメント専門投資家、議決権行使や取締役外部評価を行う情報サービス・コンサルティングサービス会社などに細分化するところに、類書にはない大きな特徴を持つ。
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