- 日韓怪異論
-
死と救済の物語を読み解く
- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2017年05月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784305708489
[BOOKデータベースより]
何が“救い”で何が“苦”なのか怪異から死生観がわかる―学問のジャンルを超え「人間」と「社会」を捉える際に有効な視点である怪異研究と、東アジアという比較文芸の両視点を取り入れ、“死と救済”を全体テーマのもと、日韓のひとびとの死生観を考察する。
1 日本編(「火車」を見る者たち―平安・鎌倉期往生説話の“死と救済”;『源氏物語』における死と救済;中世文学における死と救済―能「鵺」をめぐって;死なせぬ復讐譚―『万の文反古』巻三の三「代筆は浮世の闇」を巡って;幸田露伴・泉鏡花における「死」と「救済」)
2 韓国編(朝鮮王朝小説における死と救済の相関性―「淑英娘子伝」を中心に;「水陸斎」における死の様相と儀礼の構造的な特徴;朝鮮王朝社会における儒教的転換と死生観の変化;朝鮮王朝時代のあの世体験談の死と還生の理念性;朝鮮王朝後期の韓国古小説に見える女性の死と救済)
何が〈救い〉で何が〈苦〉なのか、怪異から死生観がわかる
『今昔物語集』、『源氏物語』、能『鵺』、『平家物語』、『万の文反古』、『閑際筆記』、幸田露伴、泉鏡花、『淑英娘子伝』、水陸斎、野談、鬼神死生論、「あの世伝」、「淑香伝」、『三韓拾遺』......
学問のジャンルを超え「人間」と「社会」を捉える際に有効な視点である怪異研究と、東アジアという比較文芸の両視点を取り入れ、〈死と救済〉を全体テーマのもと、日韓のひとびとの死生観を考察する。
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