[BOOKデータベースより]
1「子ども文化」:戦時下の被教育体験を問いつづける著者が、あの時代の気分が充満する今、子どもを取り巻く状況を解析する。2「健全の基準とは」:「改正都条例」に戦時下の「児童読物改善ニ関スル指示要綱」の語彙がどのように拡大解釈されていったかを明かす。3「課題図書の存立構造」:政治性を秘めた道徳教育への傾斜と、訓育的児童文学に異議申し立てをする。
1 子ども文化(絵本をめぐって;武侠小説・少年講談;3・11からの一年;またぞろ絵本をめぐって;集団登校を止めたら? ほか)
2 健全の基準とは―「東京都青少年の健全な育成に関する条例」と「児童読物改善ニ関スル指示要綱」(戦前にもあった言論出版の自由とは;俗悪児童書の取締り;俗悪漫画本退治から拡大解釈;憶測を法制化した都条例;最後のターゲットは何か)
3 課題図書の存立構造
大戦中に少年期を迎え戦中戦後の価値観の変転を目の当りにした著者が、その体験と酷似する現況下で改めて「子ども文化」を解読する。「子ども文化」「健全の基準とは」など3部で構成。
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大戦中に少年期を迎え戦中戦後の価値観の変転を目の当りにした著者が、その体験と酷似する現況下で改めて「子ども文化」を解読する。