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[BOOKデータベースより]
様々な生物での利用からゲノム編集の可能性まで、国内初のゲノム編集の入門書。従来の改変技術とゲノム編集の技術を紹介し、ゲノム編集の可能性についてわかりやすく解説する。
第1章 ゲノム編集の基本原理
第2章 CRISPRの発見から実用化までの歴史
第3章 微生物でのゲノム編集の利用と拡大技術
第4章 昆虫でのゲノム編集の利用
第5章 海産無脊椎動物でのゲノム編集の利用
第6章 小型魚類におけるゲノム編集の利用
第7章 両生類でのゲノム編集の利用
第8章 哺乳類でのゲノム編集の利用
第9章 植物でのゲノム編集の利用
第10章 医学分野でのゲノム編集の利用
第11章 ゲノム編集研究を行う上で注意すること
人工DNA切断酵素の作製が煩雑で難しかったため限られた研究での利用にとどまっていたゲノム編集は、新しい編集ツールであるCRISPR-Cas9の出現によって、誰もが簡便に効率よく広範囲に利用できるものへと大きく変わった。
有用物質を作る微生物の作製、植物や動物の品種改良や創薬に必要な疾患モデルの細胞や動物の作製、さらにはがんを含む病気の治療への利用など、ゲノム編集は、基礎研究の分野のみならず、産業や医療での分野においても世界中で研究が進められている。
本書は、「ゲノム編集の基礎を勉強したい」「さまざまな生物でこの技術を使うメリットがどこにあるのかを知りたい」「産業や医療におけるこの技術の有用性を知りたい」と考える初心者を対象にした、国内初のゲノム編集の入門書である。微生物から植物、さまざまな動物でゲノム編集技術を開発してきた国内の研究者が、従来の改変技術とゲノム編集の技術を紹介し、ゲノム編集の可能性についてわかりやすく解説する。
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