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[BOOKデータベースより]
前半では、現在に至るまでのカメラの歴史を振り返りながら、「像を写し、残す」というカメラのしくみについて解説します。後半では、「撮影現場に戻るカメラ」の実現を目指す筆者自身の研究を中心に、デジタルカメラの先にある未来のカメラについてお話しします。「撮影現場に戻るカメラ」とは、コンピュータ(計算機)を駆使した画像処理技術によって、あたかも撮影現場に戻って撮影し直すように、撮影後に視点や焦点を自由に変えられるカメラのこと。こうしたカメラ技術がさらに発展した先には、どんな未来が待っているのでしょうか。
第1章 ピンホールの魔術からレンズの科学へ―空間を超えて見る(「映‐像」とのはじめての出会い;レンズの向こう側に広がる新しい世界観)
[日販商品データベースより]第2章 カメラの誕生と進歩―時間も超えて記録する(写真術のはじまり;カメラのしくみ;デジタル化するカメラ)
第3章 計算をはじめた未来のカメラたち―時をさかのぼって撮影現場へ(光を操る「未来のカメラ」への挑戦;焦点合わせを変えた画像を自在につくる;「計算機写真術」時代の幕開け;「記録する」から「撮影現場に戻る」カメラへ)
第4章 ピンホールカメラから遠く離れて(見果てぬピンホールの向こう側;計算するカメラたちがもたらす最新型の未来)
前半では、カメラの歴史を振り返りながらカメラのしくみについて解説。後半では、「撮影現場に戻るカメラ」の実現を目指す筆者自身の研究を中心に、デジタルカメラの先にある未来のカメラについて語る。