- 科学の困ったウラ事情
-
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2016年02月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000296472
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[BOOKデータベースより]
科学の世界はいま、大きく変化している。多額の研究費と引換えに成果主義や市場原理主義が導入され、研究者に実用性や社会貢献が求められる。研究環境は悪化し、研究の大規模化で予算は高騰し、不正によるメリットも膨らんでいる。これをどう是正するのか。研究はどうあるべきか。現役の研究者が現実的な方策を提示する。
1 危機に瀕する科学(基礎科学はこれでよいのか;天職からシゴトになった科学)
[日販商品データベースより]2 科学者というシゴト(研究の影に隠れる大学院教育;商業化される国際会議―失われゆくソサイエティ;研究者のベーシック・インカム;研究のマル査)
3 学術論文という制度(学術研究というビジネスの裏側;論文数はどれほど重要か―置き去りにされる質;知識の1パーセント則;ハイエナ学術出版;ライブラリ化する大学図書館の未来;オープンサイエンスを誰が支えるのか)
4 不正はなぜ起きるのか(不適切なオーサーシップ;信用を傷つける「メガホン科学」;腐ったリンゴは落ちるか;研究不正とその対策)
5 社会における科学のあり方(老後の初心忘るべからず;評価経済社会;技術化する科学;社会のための、個人の科学)
科学の世界は大きく変化している。科学者は実用性を要求される。多額の研究費と引換えに持ち込まれた市場原理主義と成果主義は、不正のメリットを膨らませる。辛口の指摘とともに現実的な方策を提示する。