- 日本語を作った男
-
上田万年とその時代
- 価格
- 2,530円(本体2,300円+税)
- 発行年月
- 2016年02月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784797672619
[BOOKデータベースより]
明治維新を迎え「江戸」が「東京」となった後も、それを「とうきやう」とか「とうけい」と様々に呼ぶ人がいた。明治にはまだ「日本語」はなかったのである。「日本語(標準語)」を作ることこそが国(国家という意識)を作ることである―近代言語学を初めて日本に導入すると同時に、標準語の制定や仮名遣いの統一などを通じて「近代日本語」の成立にきわめて大きな役割を果たした国語学者・上田万年とその時代を描く。
第1部 江戸から明治〜混迷する日本語(明治初期の日本語事情;万年の同世代人と教育制度;日本語をどう書くか;万年、学びのとき;本を、あまねく全国へ;言語が国を作る;落語と言文一致)
第2部 万年の国語愛(日本語改良への第一歩;国語会議;文人たちの大論争;言文一致への道;教科書国定の困難;徴兵と日本語;緑雨の死と漱石の新しい文学;万年万歳 万年消沈;唱歌の誕生;万年のその後)
明治にはまだ「日本語」はなかった…。近代言語学を初めて日本に導入すると同時に、標準語の制定や仮名遣いの統一などを通じて「近代日本語」の成立に大きな役割を果たした国語学者・上田万年とその時代を描く。〈受賞情報〉和辻哲郎文化賞一般部門(第29回)
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明治にはまだ「日本語(標準語)」はなかった。近代言語学をはじめて日本に導入し、仮名遣いの統一などを通じ近代日本語の成立にきわめて大きな役割を果たした国語学者・上田万年の生涯を描く。