- 神渡し
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- 価格
- 836円(本体760円+税)
- 発行年月
- 2015年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041038239
[BOOKデータベースより]
かわら版売りの利吉が変死した。利吉の幼馴染で同業の才助は、「鬼を見た」と彼の死をおぞましく書き立てた物書きの青山孫四郎に腹を立て、かわら版を売らぬとねじ込んだ。だがその矢先、才助は何者かに襲われ、さらに孫四郎も怪しい影に付きまとわれているという。利吉の死や「鬼」と何かかかわりがあるのか。才助と孫四郎、そして巻き込まれた女絵師の市麻呂は協力して、利吉の死の真相に迫るが…。注目の著者による長篇時代小説。
[日販商品データベースより]かわら版が暴くのは、正義か、悪か。気鋭による長篇時代小説。
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かわら版売りの利吉が変死した。利吉の幼馴染でやはりかわら版売りの才助は、利吉の死を書き立てたかわら版に腹を立て、記事を書いた元武士の青山孫四郎のもとへ抗議に押しかける。孫四郎から巻き上げた金を売上げとして版元に納めた才助だったが、今度は才助が何者かの襲撃を受け、九死に一生を得る。利吉の死の裏に何があるのか?女絵師、市麻呂も巻き込んで、孫四郎とともに謎に迫る才助は、浄泉尼という女呪術師の存在に行き当たる。謎の言葉「神渡し」とは?陰謀の糸は江戸城・大奥へと……。