パクリ経済

コピーはイノベーションを刺激する
Ｔｈｅ　ｋｎｏｃｋｏｆｆ　ｅｃｏｎｏｍｙ．

みすず書房
カル・ラウスティアラ　クリストファー・スプリグマン　山形浩生　森本正史　

• 価格: 3,960円（本体3,600円＋税）
• 発行年月: 2015年11月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784622079408

内容情報

[BOOKデータベースより]

郊外のショッピングモールから街のビストロまで、パクリはあらゆる場所にあふれている。「コピーは創造性を殺す」「法律によるコピー規制がイノベーションには欠かせない」―通常はこう考えられている。しかし、コピーは絶対に悪なのだろうか？本書は、創造性がコピーによってむしろ活性化する場合があることを、ファッション、レストラン、アメフト、コメディアン、フォント、データベース産業など米国で一般的にコピーが合法とされている産業の豊富なケーススタディで明らかにする。なぜそれらの産業は繁栄しているのか？インセンティブとイノベーションの新たな関係を探り、知財ルールの未来を指し示す。

第１章　コピー商品とファッションの虜たち
第２章　料理、コピー、創造性
第３章　コメディ自警団
第４章　アメフト、フォント、金融、ファイスト裁判
結論　コピーと創造性
エピローグ　音楽の未来

[日販商品データベースより]

創造性がコピーによってむしろ活性化する場合があることを、米国で一般的にコピーが合法とされている産業の豊富なケーススタディで明らかにする。イノベーションとイミテーションに関する６つの教訓とは。