[BOOKデータベースより]
甘えん坊の稲盛少年が見た、母・キミの「利他」と「闘魂」。母との絆を通して、今こそ必要な「心を育てる教育」の意味を問う、著者渾身のメッセージ!
序章 ぜんざいの湯気の向こうに、今も
第1章 泣き虫がガキ大将に(内弁慶な次男坊;ごてやんの「三時間泣き」 ほか)
第2章 両親から受け継いだもの(バランスのとれた夫婦;士族に木刀の心意気 ほか)
第3章 「人として正しいこと」の基盤(判断基準のもの;心のありようが現実を決める ほか)
第4章 京都大和の家(心に傷を負った子どもたちのために;職員の幸せに)
第5章 子どもたちに伝えるべきこと(思いは実現する;いかにして思いを実現するか)
終章 お母さんは神様と同義語
稲盛和夫が自身の魂の原点を母の面影に探る
京セラ、KDDIの創業、最近では破綻した日本航空の再生など、世界的にもその偉業で名を知られる稲盛和夫氏。
7人きょうだいの次男として生まれた氏の「手がつけられない甘ったれで泣き虫」(ごてやん)だった幼少期から、強くたくましくそして優しかった母・キミとの絆を綴る。
子どもたちに分け隔て無く愛情を注ぎながら、夫の仕事も手伝い、働きづめだった母。子どもに勉強を強いることも叱ることもなかったが、「人としての正義」だけには厳しかった。
政治もビジネスもすべては人が原点。そして、人を育てるのはまず「母親」だ。日本の未来を考えるとき、母が持つ意味がどれだけ大きいかを再認識してほしいという稲盛氏が数々のエピソードと共に綴る、世の「母という存在」への賛歌。そして、子どもたちに世代を越えて伝えたい、人の世の真理。
稲盛氏の魂に触れられる、力強く、情熱溢れる一冊である。
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