- 蘭陵王の恋
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新・御宿かわせみ4
文春文庫 ひ1ー238
- 価格
- 638円(本体580円+税)
- 発行年月
- 2015年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167904616
[日販商品データベースより]
るいの娘・千春に春の予感……。
子供たちの成長がまぶしい「明治のかわせみ」第4弾!
千春の兄・麻太郎のイギリス留学時代の友人・清野凛太郎が帰国、「かわせみ」に姿を現わす。千春の琴の音をきっかけに、二人は互いに思いを募らせていく。凜太郎は御所に仕える楽人であった。身辺あわただしい中、凜太郎は侯爵家の園遊会で、るいと千春、麻太郎に見守られ、舞楽「蘭陵王」を見事に舞ってみせた。
「蘭陵王」とは、清国の南北朝時代、才知武勇にすぐれ美男の誉れ高い北斉の蘭陵の王子が、戦の時は龍の仮面をつけて優しい美貌を隠して挑んだという、その逸話にちなんだ雅楽。華やかな中にも哀愁の漂う曲である。
表題作ほか、「イギリスから来た娘」「麻太郎の友人」「姨捨山幻想」「西から来た母娘」「殺人鬼」「松前屋の事件」の全7篇を収録。
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るいの娘・千春に本当の春がやってくる!
大人気の「新・御宿かわせみシリーズ」第4巻。
千春の兄・麻太郎のイギリス留学時代の友人・清野凛太郎が帰国、「かわせみ」に姿を現わす。千春の琴の音に惹かれた凜太郎は、離れの部屋で千春の琴を聴き、二人は互いに思いを募らせていく。凜太郎は御所に仕える楽人であった。身辺慌ただしい中、凜太郎は侯爵家で催された園遊会で、るいと千春、麻太郎に見守られ、舞楽「蘭陵王」を見事に舞ってみせた。
「蘭陵王」とは、清国の南北朝時代、才知武勇にすぐれ眉目秀麗であった北斉の蘭陵の王が、戦の時は獰猛な仮面をつけ、優しい美貌を隠して挑んだという、その逸話にちなんだ雅楽。武人の舞らしい勇壮さの中に、絶世の美貌で知られた蘭陵王を偲ばせる優雅さ、華やかな中にも哀愁の漂う曲である。
表題作ほか、「イギリスから来た娘」「麻太郎の友人」「姨捨山幻想」「西から来た母娘」「殺人鬼」「松前屋の事件」の全7篇を収録。