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[BOOKデータベースより]
学生を中心に数万人が都心を占拠した2014年の「雨傘革命」によって、世界を揺さぶった香港。返還にともなって始まった「一国両制度」のもと、なぜ、この都市の人びとは立ち上がったのか?金融資本に観光と支配されない香港の現在を暴く、気鋭の論客による思想=運動論集。日本語版オリジナル。
1(香港現代思想史―「本土意識」の歩み)
[日販商品データベースより]2(冷戦下の脱植民地化―香港「中文公用語化運動」の詳論;六〇、七〇年代香港の返還言説)
3(七・一をふりかえる―市民共和のポストコロニアルな主体性の議論とともに;香港は「国民教育運動に従わない」;勇士の凱旋に際して保釣をふりかえる;コンセンサスが崩れた新選挙文化)
4(バーチャル・リベラリズムの終結;植民地主義―一つの見失われた視野;主体性をもった本土性に向けて)
2014年の「雨傘革命」によって世界を揺さぶった香港。返還にともなって始まった「一国両制度」のもと、なぜこの都市の人びとは立ち上がったのか。金融資本と観光に支配されない香港の現在を暴く思想=運動論集。