[BOOKデータベースより]
1年以上前に起きた老夫婦の連続変死は、架空の司法解剖、目撃証言の封殺といった、いくつもの嘘や怠慢で塗り固められたものだった。不慮の事故で愛妻を失った刑事が独自の捜査に乗りだし、やがて捜査線上にひとりの男が浮上するが…。39年前に米子と横浜で相次いで発生した赤ん坊の連れ去り、そして当時、南米アルゼンチンを支配していた右派軍事政権が遂行した「汚い戦争」と呼ばれる残虐な左翼狩り。それらと老夫婦の死との間には、なんらかの関連があったのか。最後の10ページで驚くべき真実が明らかにされる!
[日販商品データベースより]警察の隠蔽工作、杜撰な捜査が葬ったふたつの殺人。傷心の刑事が行き着いた先に見たもの、それは数奇な運命に弄ばれたあまりにも哀しい人生だった。「迷宮捜査」の著者が放つ渾身の社会派警察ミステリー。

























監禁被害に遭った少女は成長し女優となった。数奇な運命と刑事は向き合う。骨太で感動的な警察小説の誕生!