[BOOKデータベースより]
軍歌は、日本史上、最も国民の心を掴んだ音楽だ。初めての軍歌「来れや来れ」が登場した一八八五年から終戦の一九四五年までに作られた曲は一万超。軍歌は、政府にとって国民を戦争に動員するための道具であり、国民には最も身近な娯楽、レコード会社・新聞社・出版社には、確実に儲かる商品だった。誕生から末路まで、史上最大の大衆音楽の引力に迫る。
第1章 軍歌の誕生 エリートたちの創作
第2章 軍歌の普及 国民的エンターテインメント
第3章 越境する軍歌、引きこもる軍歌
第4章 軍歌の復活 「軍歌大国」への道
第5章 軍歌の全盛 「音楽は軍需品なり」
第6章 戦後の軍歌、未来の軍歌
軍歌は、政府にとって国民を戦争に動員するための道具であり、国民には最も身近な娯楽、レコード会社・新聞社・出版社には、確実に儲かる商品だった。誕生から末路まで、史上最大の大衆音楽の引力に迫る。
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軍歌は、日本史上、最も国民の心を掴んだ音楽だ。初めての軍歌「来【ルビ:きた】れや来【ルビ:きた】れ」が登場した一八八五年から終戦の一九四五年までに作られた曲は一万超。軍歌は、政府にとって国民を戦争に動員するための道具であり、国民には最も身近な娯楽、レコード会社・新聞社・出版社には、確実に儲かる商品だった。一九三七年の「露営【ルビ:ろえい】の歌」は約半年でレコード売上六〇万枚超の大ヒット。一九三八年のミリオンセラー「愛国行進曲」は、第二の国歌といわれる定番曲となった。そこには、今では怖いイメージがつきまとう軍歌のまったく違う姿がある。誕生から末路まで、史上最大の大衆音楽の引力に迫る。