- 半熟卵のエンジン
-
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2014年05月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784062838696
[BOOKデータベースより]
誰もいない朝の屋上。小さな公園の大きな猫。机の隅に書かれたらくがき。姉ちゃんと食べた、ひみつの夜食―誰もがとおりすぎる、切実だった「あの頃」を新鋭・歩祐作が鮮やかに切り取る短編集。
[日販商品データベースより]大学受験を控えた「おれ」のささやかな楽しみは、ふだんは喧嘩ばかりしている姉ちゃんが作ってくれる、美味しい夜食だった…。青春時代の、触れたら壊れてしまいそうなエピソードを丁寧に切り取った短編集。
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大学受験を控えて勉強に追い詰められた「僕」のささやかな楽しみは、普段は口の悪いねーちゃんが作ってくれる、美味しい夜食だった。豚丼にのってふるふると揺れる半熟卵は、未来を予感してふかす、僕のエンジンのようで……。表題作「半熟卵のエンジン」ほか、だれかに話すほどでもない、でも、自分にとっては大切だった場所、記憶――。青春時代の、触れたら壊れてしまいそうなエピソードを丁寧に扱った、連作5編。