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[BOOKデータベースより]
宮城県沿岸部のある町に、華蓮ちゃんのお家はありました。2011年3月11日の大地震。お家は揺れには耐えました。高台にあったので、津波も届きませんでした。でも、それ以来気分が悪く、よく吐くようになりました。いろんなお医者さんにかかりましたが、もらうのは胃薬や点滴だけ。「震災によるストレスでしょう」と。その年の6月、何か所目かの病院で「脳腫よう」と告げられます。前日まで一輪車に乗っていました。翌日に手術。それから、さまざまな治療を試しましたが…。今の医療では手の施しようがない、といわれた華蓮ちゃん。年度がかわり、小学4年生になった彼女は、最後にひとつ、大きな目標を立てました。毎年一番の楽しみだった東京ディズニーランドへ、家族旅行に行きたい―。
[日販商品データベースより]「今の医療では手の施しようがない」といわれた華蓮ちゃん。最後にひとつ目標を立てた。それはディズニーランドへの家族旅行…。脳腫瘍で亡くなった華蓮ちゃんの闘病生活や旅行などの様子を臨場感溢れる写真で描く。
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このシリーズでは、ご高齢者の方のバトンを見てきただけに、小学校四年生の華蓮ちゃんのケースは衝撃であり、悲しすぎていたたまれない気持ちになりました。
東日本大震災のつなみを生き残り、これから未来を目指そうとしている少女を襲った難病に、家族の悲しみは想像するに耐えません。
それでも、看取らなけれならぬ時、華蓮ちゃんの最後の希望が叶えられました。
最後のディズニーランド旅行に、華蓮ちゃんはほっと肩の力を抜いたようです。
お友だちのお別れが印象的でした。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】