[BOOKデータベースより]
「自然主義」と呼ばれたもの達は「言えない」を主題とする小説として生まれ、いつしか赤裸裸な「自分のこと」を告白する私小説へと変貌する。「新しい小説」と格闘する文豪達の姿を活写しつつ、「自然主義」との関わりから日本近代文学の核心に迫る。
第1章 「自然主義」とはなんなのか?(森鴎外と自然主義;自然主義の悪口はうまく言えない ほか)
第2章 理屈はともかくとして、作家達は苦闘しなければならない(通過儀礼としての自然主義;理念もいいが、文体も― ほか)
第3章 「秘密」を抱える男達(田山花袋の恋愛小説;かなわぬ恋に泣く男 ほか)
第4章 国木田独歩と「自然主義」(最も読まれない文豪;国木田独歩と自然主義 ほか)
第5章 とめどなく「我が身」を語る島崎藤村(『春』―「岸本捨吉」の登場;「始まり」がない ほか)
「自然主義」と呼ばれたものたちは「言えない」を主題とする小説として生まれ、いつしか私小説へと変貌する。「新しい小説」と格闘する文豪の姿を活写しつつ、「自然主義」との関わりから日本近代文学の核心に迫る。
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