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[BOOKデータベースより]
錯綜する幻覚的ヴィジョンの構造、分裂した自己像への視座、象徴主義の秩序を超えていく言葉のエネルギー、巧妙な自己笑劇化の装置、そして、詩界の第一人者としての地位を得るとともに、「詩を書かなくなった詩人」となった晩年。
第1章 生い立ち(1886〜1913)
[日販商品データベースより]第2章 プレリュード―「愛憐詩篇」(1913〜14)
第3章 疾風怒涛―『月に吠える』(1914〜17)
第4章 達成―『青猫』(1917〜23)
第5章 彷徨―『蝶を夢む』「『青猫』以後」(1923〜25)
第6章 暗澹―『純情小曲集』『氷島』(1925〜34)
第7章 晩年と死―『宿命』(1934〜42)
近代人特有の実存的不安。それを思弁ではなく、身体的イメージとしてとらえた詩人・萩原朔太郎。錯綜する幻覚的ヴィジョンの構造、「詩を書かなくなった詩人」となった晩年など、その生と詩を描く。〈受賞情報〉鮎川信夫賞詩論集部門(第3回)