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- ラーメンと愛国
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- 価格
- 836円(本体760円+税)
- 発行年月
- 2011年10月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784062800419
[BOOKデータベースより]
ラーメンから現代史を読み解くスリリングな試み。
第1章 ラーメンとアメリカの小麦戦略(安藤百福の見た闇市の支那そば屋台;「都市下層民」の夜食だった戦前の支那そば ほか)
第2章 T型フォードとチキンラーメン(技術より生産力が決め手になった太平洋戦争;日本人の兵器観にみる「一点もの至上主義」 ほか)
第3章 ラーメンと日本人のノスタルジー(『渡鬼』の五月(泉ピン子)はなぜラーメン屋に嫁いだのか;小島家の家庭内騒動の背後にある価値観の相違 ほか)
第4章 国土開発とご当地ラーメン(ご当地ラーメンは郷土料理ではない;田中角栄を軸にした中央と地方のシーソーゲーム ほか)
第5章 ラーメンとナショナリズム(メディアを通して体験された湾岸戦争;軍事行動のアウトソーシングも湾岸戦争から ほか)
なぜ「ラーメン職人」は作務衣を着るのか? いまや「国民食」となったラーメン。その始まりは戦後の食糧不足と米国の小麦戦略にあった。“工業製品”として普及したチキンラーメン、日本人のノスタルジーをくすぐるチャルメラ、「ご当地ラーメン」に隠されたウソなど、ラーメンの「進化」を戦後日本の変動と重ね合わせたスリリングな物語。
なぜ「ラーメン職人」は作務衣を着るのか?
いまや「国民食」となったラーメン。その始まりは戦後の食糧不足と米国の小麦戦略にあった。“工業製品”として普及したチキンラーメン、日本人のノスタルジーをくすぐるチャルメラ、「ご当地ラーメン」に隠されたウソなど、ラーメンの「進化」を戦後日本の変動と重ね合わせたスリリングな物語。
ラーメンが日本に根付いたのは、米国の小麦戦略だった!?今や「国民食」となったラーメンの進化の歴史から現代史を読み解く衝撃の一冊です!