
- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(1週間程度で出荷)
- 三島由紀夫と司馬遼太郎
-
「美しい日本」をめぐる激突
新潮選書
新潮社
松本健一
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2010年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784106036675

この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
-
辻井喬=堤清二
-
菅野昭正
粟津則雄
松本健一
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2016年03月発売】
-
三島由紀夫の思想
-
松本徹
価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2018年09月発売】
ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。

[BOOKデータベースより]
三島(大正14年生)と司馬(大正12年生)。二人は、それぞれのかたちで「美しい日本」を求めた。「空っぽな日本」に嫌気がさした三島は、身を賭して「それ」を取り戻そうとし、司馬は長期連載『街道をゆく』などを通して「それ」を探った。あらゆる意味で真逆な二人だったが、生涯の最期に、空虚な大国へ成長した戦後日本を憂えたのは同じだった。
序章 二つの「日本」
[日販商品データベースより]第1章 二人にとって「戦後」とは何か
第2章 一瞬の交叉
第3章 ロマン主義とリアリズム
第4章 三島の「私」と司馬の「彼」
第5章 西郷隆盛と大久保利通
第6章 『坂の上の雲』の仮構
第7章 陽明学―松陰と乃木希典
第8章 反思想と反イデオロギー
第9章 戦後的なるもの
第10章 人間の生き死
2人の作家が、真逆の道から追い求めた「美しい日本」とは。三島は自決により、司馬は「街道をゆく」などを通して「それ」を表現した。戦後日本の文学史、思想史、精神史における最大の対立を浮き彫りにした評論。