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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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でこ
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連作群像劇。
苦しくて、哀しくて、切なくて。
それでも終わってはくれない日常に捕われている人々を、一匹の蝶が繋いでいく。
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もう、駄目だと思った。それでも世界は、続いていた―少女は無限の想像力でこの世界を生き延び、少年はたった一つの思い出にしがみつく。一匹の蝶が見た悲しみの先に広がる光景とは…渾身の連作群像劇。
[日販商品データベースより]痴呆の母を抱える中年男性、ホームレス殺害に手を染めた小学生の兄妹…。大切な何かを守るため、人は悲しい嘘をつく。1匹の蝶が絶望の果てに見た光景とは。人間の弱さと優しさを描く連作長編。〈受賞情報〉山本周五郎賞(第23回)