[BOOKデータベースより]
1874年(明治7年)創設の小学校。133年続いた小学校が「統合」という市の選択により2008年3月、閉校になった。両親も、おじいちゃんも、そのまたおじいちゃんも通った、みんなの共通の「ふるさと」がなくなってしまうのだ。そんな、みんなの学校の思い出を残したい。絵本の形で残したいからと、ぼくに話が来たのが、2006年の秋。どんなところかも知らず、ぼくは秋田県大仙市にでかけ、小種小学校の子どもたち、先生たちに会った。さっそく、ぼくは、子どもたちと「思い出さがし」に出かける。いろんな思い出が、学校のいたる所に落ちている。それを、言葉ごと拾い集める作業だ。おもしろい、楽しいエピソードがたくさん集まった。小学校低学年から。
[日販商品データベースより]絵本や歌の世界で活躍している中川ひろたかが秋田の閉校になる小学校の子どもたちと小学校の「思い出さがし」をし、先生と一緒に写真と子どもたちの絵でつくった絵本。懐かしい大切な思い出がここに。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 因果ばなし
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2025年10月発売】
- とーんだとんだ
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2025年02月発売】
- おまわりさんのきゅうじつ
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2025年09月発売】
- ひっつきもっつき
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2025年05月発売】
- ぼくだったのかもしれない
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2025年06月発売】
秋田県大仙市の小種小学校。133年続いて、児童数25人で閉校になったのが2008年3月。思い出を絵本の形で残したいからと、学校は中川ひろたかさんに依頼をしました。中川さんは初めて訪れる小種小学校でその思いをしっかり受け止め、子供たちや先生方やここに通った全ての人たちの思い出とともに、写真と絵でコラボレーションされた絵本ができあがったのです。
中川さんは後書きで、これはひとつの小学校のことではなくて、誰の心の中にもある「原風景」だと記していますが、そのとおり、この絵本の景色は、小学校というものに足を踏み入れたことのあるあらゆる人たちの心に必ずひっかかるはずです。
「卒業」の季節、小さな小学校の思い出をたどりながら、いろんな「さよなら」を懐かしむことができました。(あさやんさん 40代・東京都 )
【情報提供・絵本ナビ】